(2024年10月更新)
東京都文京区で国際結婚を予定している方へ。この記事では、文京区役所での婚姻届の提出について行政書士が解説します。
文京区役所へのアクセス方法や、役所での窓口案内も含めて、慣れない方でも安心して手続きが進められるようにガイドします。
実際に訪問した記録と写真を交え、アクセス方法や役所での窓口案内も紹介します。文京区役所の雰囲気を知り、スムーズに国際結婚を進めたい方は、ご覧ください。
文京区役所での婚姻手続き
国際結婚の場合の婚姻手続きは、日本側とお相手の国の両方で婚姻手続きを行うことが必要です。
お相手の国によって手続きは異なります。
またどちらの国から手続きを行うかによって準備や対応方法が異なってきます。
お相手の国の婚姻手続きは当事務所のサイトの国別の婚姻手続きを、よろしければご覧になってください。
日本側の婚姻手続きは、市区町村役場に婚姻届けを提出します。
お相手の方が外国籍の場合は、婚姻届だけではく、他に外国人に関係する書類も必要となります。
外国人の必要書類
日本から先に結婚手続きを行う場合には、お相手の方の婚姻要件具備証明書が必要となります。
婚姻要件具備証明書とは何でしょうか。
独身であって、かつ婚姻能力を有し相手方と結婚するにつき、何らの法律的障害のないことを証明する書類です。
ところが婚姻要件具備証明書が発行されない国もあります。
その場合は別のいくつかの書類を準備することになります。
国際結婚の婚姻届の提出先
国際結婚の場合も婚姻届は市区町村役場に提出します。
文京区で結婚届を行う場合は文京区役所となります。
必要な書類
- 婚姻届け 1通
戸籍全部事項証明書(戸籍謄本)
婚姻届出にあたり従前本籍地ではない役所への届出の場合に必要でした「戸籍全部事項証明書(戸籍謄本)」が、戸籍法が改正され令和6年3月1日以降、提出不要になりました。
- 届出を出す方の本人確認書類
マイナンバーカード(写真付)、運転免許証、パスポート等
※印鑑について:婚姻届出書に印鑑は不要となりました。
国際結婚の場合の必要書類
国際結婚の場合は前項で解説した必要書類に加えて、お相手の方に関する書類が必要です。
書類の準備と提出について重要なことが2つあります。
・必要な書類について
お相手の方の婚姻要件具備証明書
その他、国籍や結婚歴などそれぞれの方の事情によって必要とされる書類が異なる場合があります。
婚姻届受理証明書が発行されない国の場合は代わりとなる書類を用意します。
結婚が決まったらできるだけ早い段階で、婚姻届を提出する市区町村役場の戸籍窓口を訪問して、必要書類の確認を行ってください。
当フィラール行政書士事務所のサイトに、各国の方との婚姻手続きを記載しています。もしよろしければ参考にしてください。
フィラール行政書士事務所では、国際結婚の手続きのサポートサービスも行っています。
提出先および相談窓口
住所
〒112-8555
東京都文京区春日1丁目16-21
場所
文京シビックセンター2階北側、戸籍住民課戸籍係
- 電話番号:03-5803-1183
受付時間
平日(月~金)8:30~17:00
平日以外の夜間・休日は、1階裏口の時間外受付にて届出が可能です。ただし、審査は後日行われます。
したがい国際結婚の場合は、必要書類の確認などがありますので平日の昼間窓口に行くようにします。
アクセス
文京シビックセンターは文京シビックセンターは複数の交通手段でアクセスが可能です。
- 地下鉄
– 東京メトロ丸ノ内線/南北線「後楽園駅」徒歩1分
– 都営地下鉄三田線/大江戸線「春日駅」徒歩1分
– JR総武線「水道橋駅」徒歩9分
- 都営バス
春日駅前(文京シビックセンター前) 徒歩1分
文京区役所 訪問記 (地下鉄から)
2024年10月訪問
都営地下鉄三田線 「春日駅」のホームです。柱に出口案内があります。文教シビックセンターと記載されています。
方向を確認します。
春日項番方面改札を出ます。
5番出口方向を目指します。
5番出口は地下通路で文京シビックセンターに直結しています。そのまま文京区役所に入れます。雨の日でも濡れずに安心ですね。
訪問記2024年10月訪問 アクセスの簡便さ: 文京シビックセンターは駅からすぐ、迷うことなく到着します。案内標識もわかりやすく、スムーズに移動できました。 都営三田線からは地下2階の連絡口を通るため、2階の窓口まで数分かかります。 役所内の雰囲気: エスカレータをあがると受付が見えます。。手前に申請する台があり、案内の方が用件を伺いに来ますので迷うことなく安心です。 発券機で番号札をとり、手前のそれほど広くないスペースに並べられた椅子に座り番号を表示、呼ばれるのを待ちます。 手続きは、戸籍 届出というコーナーで行います。訪問した時は、入って左側の区民サービスコーナーのその先、やや奥のほうに窓口がありました。 |
日本で暮らす配偶者ビザ
文京区で日本人と一緒に結婚生活を行うためには中長期滞在可能な何らかのビザ(在留資格)が必要です。
国際結婚の場合多くの方は配偶者ビザを取得しています。すでにビザを取得している方は、場合によってはビザの変更を行わない方が良い場合もあります。
配偶者ビザの取得には、日本側で婚姻手続きが完了すると、今度はお相手の国で婚姻を成立させる必要があります。結婚証明書が配偶者ビザの申請に必要です。
ビザの申請や変更手続きは手間や時間がかかります。在留資格申請の専門家に依頼することも検討してみるとよいでしょう。
文京区の方のビザ取得をサポートなら
所在地: 新宿・新宿御苑のそばのフィラール行政書士事務所までのアクセスのご案内です。
千駄木からのアクセス
- 地下鉄: 東京メトロ千代田線で国会議事堂前駅に乗り換え
- 地下鉄: 東京メトロ新宿御苑前駅下車
- 徒歩: 約2分で到着(所要時間: 約40分)
春日からのアクセス
- 地下鉄: 都営三田線で神保町駅に乗り換え
- 地下鉄: 都営新宿線新宿三丁目駅下車
- 徒歩: 約10分で到着(所要時間: 約25分)
完全予約制ですので、末尾のお問い合わせフォームでの日程調整が便利です。
文京区の概要
約22万人の人口で、そのうち外国人が約1万人住んでいます。地形としては坂が多いのが特徴です。また四季それぞれの花の名所、有名な庭園などがあります。区役所のある文京区シビックセンターの周辺のように都会的な街並みに囲まれた所、千駄木・根津のように下町情緒が残っている街があります。とても魅力的な街ですね。
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記載内容は2021年1月時点での情報で記載しています。
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[この記事の執筆者]
行政書士 山川鬪志 フィラール行政書士事務所 代表 専門業務:ビザ(在留資格)申請、帰化許可申請 保有資格:申請取次行政書士 認定コンプライアンス・オフィサー |
https://www.moj.go.jp/isa/index.html
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