(2024年6月更新)
日本で暮らすビザ、配偶者ビザを取得するためには、アメリカと日本、両方の国にで結婚が成立していることが、まず第一の条件です。
アメリカは州によって婚姻の手続きに関する法律で婚姻の要件について、いくつか違いがありますが、。各州に共通していることの一つに、婚姻手続きに婚姻許可証が必要なことです。
アメリカでの婚姻手続きは、まず結婚許可証をもらうことから始まります。
カリフォルニア州のロサンゼルス郡は、郡庁所在地のロサンゼルスやロングビーチなど88の市があります。ロサンゼルスはニューヨークに次いでアメリカで日本人が多い都市です。ロサンゼルス郡でのアメリカ人との結婚手続きを説明いたしましょう。
アメリカ側 ロサンゼルス郡での婚姻手続き
結婚許可証の取得
結婚許可証(マリッジライセンス)は、ロサンゼルス郡登録記録官/郡書記官事務所RRCC(Los Angeles County Registrar Recorder/County Clerk)で発行されます。
申請はオンラインで申請ができます。申請を完了したら身分証明書をもって結婚許可証を受け取りに行きます。
取得できる場所は、ロサンゼルス郡のノーウォーク市のRRCCの本部やイーストロサンゼルスなどにあるRRCCの支所です。
ラストネームを変える場合はマリッジライセンスの申請時に行います。
カリフォルニア州ではマリッジライセンスには2種類あります
・Public Marriage License $91
・Confidential Marriage License $85
Public Marriage Licenseでは挙式後誰でも閲覧が可能になります。
★RRCCの案内では、民事婚の挙式がテレビ会議で対応でき、結婚証明書の取得が可能になっています。電話800-201-8999(オプション1)で申し込みをおこないます。
必要な書類
・身分証明書
パスポートやカリフォルニア州の身分証明書など 写真付きで年齢がわかる書類
認定翻訳者による英訳します。
・結婚の経験がある方は離婚届け等
ロサンゼルス郡のマリッジライセンスの取得は、血液検査、健康証明書は必要ありません。申請後の待機時間もありません。
挙式 Civil Marriage Ceremony
カリフォルニア州のマリッジライセンスの有効期限90日以内に挙式を行います。
挙式を執り行う資格のある方
司祭、牧師、またはラビといった聖職者、カリフォルニア州の裁判所の現職または退職した裁判官、結婚コミッショナー、コミッショナー補佐、市の事務員など
挙式後、マリッジライセンスをRRCCに返却して結婚登録を行います。マリッジライセンスの返却の時に、結婚証明書の送付要求を申請します。RRCCへのマリッジライセンスの返却だけで結婚証明書は自動的に送付されません。
結婚証明書を取得してカリフォルニア州 ロサンゼルス郡の婚姻手続きが完了します。
日本側の婚姻手続き
婚姻届けを提出します。
日本大使館もしくは日本の市町村役場に届けます。
ロサンゼルスの日本大使館に届ける場合
必要な書類
・婚姻届
*婚姻届書用紙は、ダウンロードできません。窓口で直接もしくは郵便で請求します 2部
・戸籍謄本または抄本 2部
・アメリカ人の方の国籍証明書(当該外国政府機関が発給したもの) 2部
・上記国籍証明書日本語文 1部
・カウンティーの発給した婚姻登録済証明書 2部
・上記婚姻登録済証明書和訳文 1部
これで日本側の手続きも完了です。
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