カナダ人との国際結婚 

カナダ人の方と御婚約おめでとうございます!カナダの結婚法令は、州レベルで規定されています。したがい州によって要件や手続きが異なる所があります。また結婚許可証は取得した州でのみ有効です。結婚許可証の有効期間や効力で扱いが異なる州もあります。たとえば結婚許可証を受け取った直後に結婚できる州と一方で待機期間を設けている州もあり、この場合すぐには結婚ができません。待期期間が長い州ですとノバスコシア州は5日間、ケベック州になると20日となります。特別な要件を設けている州もあります。たとえばニューファンドランド州では、離婚が州外で行われた場合、離婚が確定するまで結婚許可証を発行できないので追加の手続き、情報と離婚の確認が必要となります。これらの法令は変更になる可能性もあります。最新の情報を確認する必要があります。

それでは、婚姻の手続きについて日本が先の場合とカナダ人から先に行う場合と、それぞれを順に説明していきましょう。

 

婚姻手続きの重要な書類について

国際結婚の手続きを進める時に、まず準備を考えなくてはならない書類が「婚姻要件具備証明書」です。「何それ?」と疑問に思う方もいると思います。
確かに、なかなか聞いたことがない書類だと思います。

お互いが日本人の場合は、婚姻届けを書いて役所に提出で手続きは完了ですが、国際結婚となると、かなり話が違ってきます。

日本人の方は戸籍謄本をみれば、結婚の要件が役所の方にも容易に判断がつきますが、いきなり外国の方が婚姻届をもって役所に行っても役所の人は、「この人、一体どういう方。結婚出来る方?」となるわけです。

国際結婚手続きにおいて、これを法的に証明するのが「婚姻要件具備証明書」なのです。この証明書には「独身であって、かつ婚姻能力を有し相手方と結婚するにつき、日本国法上何等の法律的障害のないことを証明する」といった記載されています。

日本から先に結婚手続きを行う場合

カナダ人配偶者の「婚姻要件具備証明書」の取得について

カナダでは婚姻要件具備証明書は発行されません。代わりに結婚宣誓書(Marriage Affidavit)を用意することになります。日本にあるカナダ大使館へ行きカナダ人の方の結婚申請書を取得します。

事前に大使館に予約をとります。法的に権限のある担当官の面前で宣誓を行います。結婚宣誓供述書の日本語訳を入手します。

用意するもの

・カナダ人のパスポート

日本側の婚姻手続き

市町村役所に行き手続きを行います。

用意するもの

・婚姻届
・カナダ人の結婚宣誓供述書
・上記結婚宣誓供述書のコピー
・お二人の身分証明書 :パスポート、免許証、在留カードなど
・カナダ人の出生証明書:提出する自治体によって不要な場合あります。
・申述書:提出する自治体によって不要な場合あります。

必要な書類は自治体によって異なりますので、提出する役所に早めに確認しておくと良いでしょう。

婚姻届受理証明書を入手し、後日お相手のカナダ人の名前が記載ある戸籍謄本を入手します。
在留資格の申請をする際に必要となります。

カナダ側の婚姻手続き

日本側で法律上有効に成立した婚姻は、カナダで有効でありカナダ側で手続きする必要はありません。したがい婚姻手続きは、これで完了します。

 

カナダで先に結婚手続きを行う場合

カナダ側での婚姻手続き

カナダでは、結婚の前に結婚許可証または証明書(marriage licence or certificate )を市町村役場で取得します。
その地域や州にのみ有効です。結婚の手続きについて、州によって法律、規定が異なります。
手続きの流れは、つぎのような順番になります。
①結婚許可証の取得⇒②挙式を行う⇒③結婚証明書の取得
では順に見ていきましょう。

結婚許可証の取得

有効期限は3カ月です。結婚許可証は役所へ行き申請します。身分証明書を持っていきます。州により、お二人で行く所や、有効期限が30日だったりしますので提出先に確認が必要です。
教会、モスクなどで挙式を行う場合はライセンスが不要なケースもありますので、こちらも確認が必要です。

挙式

ライセンスを取得したらすぐに挙式を行うことが出来る州がほとんどですが、中には待期期間を設けている州もありますので注意してください。20日の待期期間を設定している州もあります。
民事婚の場合は、権限のある公職員が挙式を執り行います。挙式は16歳以上の証人2名が必要です。挙式が執り行われると、新郎新婦、証人、執り行った公職員の5名で署名をします。

結婚証明書

後日、結婚証明書を申請して入手します。オンライン申請で3週間後には、取得できる州もあります。また申請自体が可能になるのが挙式の2週間後という州もあります。取得までの日程の確認も必要ですね。

これで、カナダ側の婚姻手続きが完了です。

日本側での手続き

カナダの日本大使館、あるいは日本に戻り市区町村で届け出ます。

必要な書類

・婚姻届
・戸籍謄(抄)本
・州政府発行の婚姻証明書 原本及び同コピー
・婚姻証明書の和訳文(翻訳者名明記)
・外国人の国籍を証明する書類 2通:出生証明書又はパスポート
・上記和訳文(翻訳者名明記) 2~3通

これで日本側の婚姻手続きも完了です。

カナダ人の婚姻手続きと配偶者ビザの取得を丁寧サポート

いかがでしたでしょうか。
婚姻手続きは時間がかかります。役所へ申請について慣れていない方が行うと、一日仕事になったり、二度手間になったりと、労力のわりに、ずいぶん効率がわるくなるかもしれませんね。

日本で一緒に暮らす事を決めた場合は、この後にさらに大きな手続きが待っています。
カナダのお相手の方が日本で暮らすためのビザの手続きですね。
日本に住むためのビザが必要です。またすでに持っていても変更をなる場合もあります。この申請は婚姻手続きよりも、準備にあたり、かかる手間はとても大変です。
そしてお二人に、手続きに関し、気になる事やお悩み事がある場合は、なんとかご自身だけで対応しようとする方もいらっしゃいますが、「うまくいかない」、つまり許可されないことが少なからずあります。
ぜひ日本で暮らすためのビザ取得の専門家、ファーストベース行政書士事務所まで御相談してください。日本で夫婦一緒に暮らすとなると、準備することがたくさんあると思います。ぜひ貴重なお時間ですのでビザの申請は専門家にお任せください。ご連絡をお待ちしています。

         

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