カナダ人とカルガリーで婚姻手続き|結婚許可証や挙式を行政書士が解説

(2024年6月更新)

カナダ人との国際結婚、おめでとうございます。ここでは、カルガリーでの国際結婚手続きを述べています。手続きついては、この記事でも十分に確認できますが、さらに「カナダ人との国際結婚」の記事を用意していますので、さらに深く全体を確認される方は末尾にリンクをはっています。そちらを見て頂けますと一層理解が深まるでしょう。

カナダのアルバータ州でのカナダ人との結婚手続き、特に結婚ライセンス(マリッジライセンス)と挙式について東京・新宿新宿2丁目で国際結婚手続きと日本で暮らす配偶者ビザのサポートをおこなっているフィラール行政書士事務所が説明します。

カナダでは州によって婚姻手続きが異なります。マリッジライセンスも州によって規定がことなり、予告なく変更されますので事前の確認が重要です。

アルバータ州は、カナダ西部に位置する、プレーリー3州のひとつです。アルバータ州の最大の都市はカルガリーで人口約137万、石油産業で栄えた都市です。日本人は州全体で7千人、そのほぼ半数がカルガリーに在住しています。

 

アルバータ州の結婚許可証取得手続き

アルバータ州の結婚許可証は戸籍役場registry agent officeで入手します。お二人で一緒に申請します。

結婚許可証の要件など

教会の掲示やアナウンスといった公示(Banns)は結婚許可証の代わりにはなりません。

居住地や市民権などの要件もなく、申請者がアルバータ州に到着して、ライセンス発行までに必要な期間といったものもありません。

血液検査もありません。挙式は、結婚許可証が発行された同じ日に行われることもあり、待機期間もありません。アルバータ州の結婚許可証は、アルバータ州での挙式にのみ有効です。

16歳未満の場合は、アルバータ州で結婚することはできません。

お二人とも18歳以上でなければなりません。18歳未満の場合は、すべての両親、法定保護者が結婚許可証の発行に同意した場合、結婚許可証を申請することができます。

必要書類

事前に戸籍役場に連絡して、身分証明書の他にマリッジライセンス取得に必要な書類を確認します。

  • 身分証明書

夫婦のどちらかが身分証明書を持っていない場合は、出生証明書や入国管理局の書類を提出することができますが、もう一方の方は身分証明書が必要です。結婚の経験が無い方は、婚姻届等の書類は必要ありません。

  • 離婚を証明する書類(離婚された方)

なお配偶者と死別された方については死亡診断書は必要ありません。

  • 通訳

法的な書類にサインするため、英語に堪能でない方は、通訳を用意しなればなりません。相手の方は通訳になれません。通訳は18歳以上英語と翻訳を必要とする言語の両方に精通している方です。

戸籍役場で用意した書類を提示し、マリッジライセンスを取得します。

 

アルバータ州での挙式

宗教婚と市民婚がアルバータ州の法的な結婚です。

聖職者(アルバータ州に登録)および民事結婚委員(civil marriage commissioners アルバータ州から任命された)が、アルバータ州で結婚を行う法的権限を持っています。

式場にマリッジライセンスを持参して挙式を執り行う司式者の方にマリッジライセンスを提出します。

市民婚では、婚姻を希望する配偶者、証人、婚姻委員の前で宣言しなければなりません。

カップル、証人2名、婚姻を司る者の署名が婚姻登録書に署名します。

司式者は結婚登録のため、挙式から48時間以内に、登録書の結婚の登録の部分を人口動態統計局に送ります。結婚が登録された後、戸籍役場から結婚証明書を取得することができます。

アルバータ州での結婚証明書の取得

アルバータ州で結婚証明書を申請の場合、アルバータ州のサイトから申請書を取り出し、戸籍役場に持っていき申請します。

アルバータ州以外から結婚証明書を申請する場合はRegistry Connectのサイトから手続きが確認できます。

カナダ人の方との国際結婚手続きの全体の流れは、当事務所のこちらのサイトで確認できます。

カナダ人との国際結婚@配偶者ビザ《新宿御苑近く》サポート 

 

[この記事の執筆者]

行政書士 山川鬪志

フィラール行政書士事務所 代表

専門業務:ビザ(在留資格)申請、帰化許可申請

保有資格:申請取次行政書士

認定コンプライアンス・オフィサー

 

 

 

https://www.moj.go.jp/

https://www.moj.go.jp/isa/index.html

 

 

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