デンマークの方と国際結婚を予定されているみなさん、デンマークでの婚姻手続きを東京・新宿・高田馬場のファーストベース行政書士事務所が必要書類と手続きの流れを説明します。
デンマークの婚姻手続きは他国に比べ準備書類が少ないので、比較的簡単といわれています。出生証明書や独身証明書が必要ないのです。また申請費用も比較的安価です。それでは、デンマーク人と国際結婚を行う場合、デンマークでの婚姻手続きについて説明しましょう。
国際結婚の場合両国で法的に有効な婚姻手続きを行わなければなりません。
デンマークで先に結婚手続きを行う場合
デンマーク側での婚姻手続き
婚姻状況証明書の申請 Certificate of marital status
デンマークでの結婚について、まず婚姻状況証明書の取得を行います。結婚の通知notice of marriage (ægteskabserklæring)です。これは、デジタルセルフサービスというwebからの申請ができます。
条件を満たせば婚姻状況証明書が送付されます。追加の書類や面談に呼ばれる場合もあります。
デジタル申請に添付できる資料
以下の書類が申請の時に添付できる書類です
- パスポート/身分証明書
パスポート:表と裏を含む全ページの写真またはコピーを添付
EU/EEA IDカード :IDカードの両面の写真またはコピー - 観光ビザを含むビザ・ デンマークの滞在許可証またはEU登録証明書
- 他のシェンゲン協定国からの滞在許可証
- 北欧市民権またはEU加盟国の市民権に関するその他の書類
- デンマークへの入国時の書類(パスポート 入国スタンプなど)
※ the Declaration of truth について、申請書の署名ページで行います。
挙式について
宗教婚と民事婚があります。
挙式の日時とレジストラ(結婚登記人)を予約します。
挙式がとりおこなわれた後、結婚証明書を入手します。
これでデンマーク側の婚姻手続きは完了です。
日本側での婚姻手続き
デンマークにある日本大使館もしくは日本の市町村役場に提出します。
必要な書類
- 婚姻届
- 婚姻証明書( Certified Copy of Marriage Certificate )
- 婚姻証明書の和訳文
- 戸籍謄(抄)本
- 外国人配偶者の国籍を証明する書類:出生証明書( Certified Copy of Full Birth Certificate )
- 出生証明書の和訳文
- お二人のパスポート
これで日本側の手続きも完了します。
デンマーク人の婚姻手続や日本で暮らすビザをしっかりサポート
いかがでしたでしょうか。
婚姻手続きは時間がかかります。役所へ申請について慣れていない方が行うと、一日仕事になったり、二度手間になったりと、労力のわりに、ずいぶん効率がわるくなるかもしれませんね。また外国の役所の手続きに思った以上に時間がかかることも大変なストレスになってしまうかもしれません。
もし、日本で一緒に暮らす事を決めた場合は、この後にさらに大きな手続きが待っています。デンマークの方のお相手の方が日本で暮らすためのビザの手続きですね。
また、すでに在留資格をお持ちの方もビザの変更や更新となる場合今後きっと出てきます。この申請は婚姻手続きよりも書類の準備が、ずいぶん多くの手間と時間がかかると思います。精神的にも、肉体的にもご負担ではないでしょうか。
もし、お二人に手続きに関して気になる事やお悩み事がある場合は、なおさらでしょう。なんとかご自身だけで対応しようとする方もいらっしゃいますが、ともすれば「うまくいかない」、つまり許可されないことが少なからずあります。
困った場合は、ぜひ日本で暮らすためのビザ取得の専門家、ファーストベース行政書士事務所まで御相談してみてください。
日本で夫婦一緒に暮らすとなると準備することがたくさんあると思います。貴重なお時間ですので、ビザの申請についてはぜひ専門家にお任せください。ご連絡をお待ちしています。