(2024年6月更新)
デンマークの方と国際結婚を予定されているみなさん、デンマークでの婚姻手続きを東京・新宿区新宿御苑近くのフィラール行政書士事務所が必要書類と手続きの流れを説明します。
デンマークの婚姻手続きは他国に比べ準備書類が少ないので、比較的簡単といわれています。出生証明書や独身証明書が必要ないのです。また申請費用も比較的安価です。それでは、デンマーク人と国際結婚を行う場合、デンマークでの婚姻手続きについて説明しましょう。
国際結婚の場合両国で法的に有効な婚姻手続きを行わなければなりません。
デンマークで先に結婚手続きを行う場合
デンマーク側での婚姻手続き
婚姻状況証明書の申請 Certificate of marital status
デンマークでの結婚について、まず婚姻状況証明書の取得を行います。結婚の通知notice of marriage (ægteskabserklæring)です。これは、デジタルセルフサービスというwebからの申請ができます。
条件を満たせば婚姻状況証明書が送付されます。追加の書類や面談に呼ばれる場合もあります。
デジタル申請に添付できる資料
以下の書類が申請の時に添付できる書類です
- パスポート/身分証明書
パスポート:表と裏を含む全ページの写真またはコピーを添付
EU/EEA IDカード :IDカードの両面の写真またはコピー - 観光ビザを含むビザ・ デンマークの滞在許可証またはEU登録証明書
- 他のシェンゲン協定国からの滞在許可証
- 北欧市民権またはEU加盟国の市民権に関するその他の書類
- デンマークへの入国時の書類(パスポート 入国スタンプなど)
※ the Declaration of truth について、申請書の署名ページで行います。
挙式について
宗教婚と民事婚があります。
挙式の日時とレジストラ(結婚登記人)を予約します。
挙式がとりおこなわれた後、結婚証明書を入手します。
これでデンマーク側の婚姻手続きは完了です。
日本側での婚姻手続き
デンマークにある日本大使館もしくは日本の市町村役場に提出します。
必要な書類
- 婚姻届
- 婚姻証明書( Certified Copy of Marriage Certificate )
- 婚姻証明書の和訳文
- 戸籍謄(抄)本
- 外国人配偶者の国籍を証明する書類:出生証明書( Certified Copy of Full Birth Certificate )
- 出生証明書の和訳文
- お二人のパスポート
これで日本側の手続きも完了します。
専門家によるデンマーク人の婚姻手続や日本で暮らすビザのサポート
婚姻手続きやビザの申請は、予想外の時間と労力を要することが多く、特に国際間の手続きは、その複雑さから大きなストレスを感じることも少なくありません。例えば、必要な書類を一つ一つ集めるだけでも一苦労ですし、言葉の壁や文化の違いが原因で、思わぬ誤解を招いたり、手続きが停滞したりすることもあります。また、日本での新生活を始めるためには、デンマークの方々も含め、適切な在留資格の取得が必須です。これには、多くの書類の準備と、時には精神的、肉体的な負担が伴います。
- 「こんなに複雑な手続き、本当にうまくいくのだろうか?」
- 「もし申請が却下されたらどうしよう…」
- 「ビザの更新はスムーズに進むのかな?」
このような不安は、多くのお客様が抱えるものです。
専門家は、ビザ取得のプロセスをスムーズに進めるための専門的なアドバイスとサポートを提供しております。自分たちですべての不安を抱え込むよりも、お客様の貴重な時間を節約し、新しいスタートを快適に迎えられるようサポートを依頼することも一つの良い選択肢となるでしょう。
[この記事の執筆者]
行政書士 山川鬪志 フィラール行政書士事務所 代表 専門業務:ビザ(在留資格)申請、帰化許可申請 保有資格:申請取次行政書士 認定コンプライアンス・オフィサー |